SSブログ

3K? なにそれ美味しいの? [3Kなんて恐くない!]

■ 3K? なにそれ美味しいの?


個人的な話をしますと、10回hどの転職経験のある私は、いわゆる3Kを渡り歩いてます。

3K

 きつい・汚い・危険

正確には2K、所によって+1Kというところでしょうか
共通しているのは、世間で言われるところの「キツイ」部分。
プログラマーをやっていた頃は、月に残業100時間は珍しくありません。一月まるまる昼夜逆転のときもありましたし。3交代制のCPオペのときは、日勤から夜勤に切り替えるのが本当に辛かったですね。体力的にはそれほどではなかったのですが、眠い頭で失敗のできない仕事をするのは、精神的しんどさがあります。

体力と腰痛に悩まされたのが、ボーリング。「地質調査」というと聞えはいいのですが、ドロにまみれて、地下の土を採取するのは、なかなかに大変です。こちらは、朝は早かったものの、仕事の終わりはそれほど遅くなかったですね。出張にいけば、夕方5時には宿でビールの煽っていました。現場は多様性に富んでおり、山に登るは、海で舟にゆられるは、川の中というのもあったりして、あらゆる場所にいきます。とにかく身体は丈夫に鍛え上げられます。お金を払ってジムに通うひつようなないのです。

昼夜問わずに目的まで荷物を運ぶのが、運送屋。「AM8時に届けてね」となれば、それが300キロ離れていようとも、実現しなければいけません。深夜出発は珍しくなく、とにかく眠気との勝負です。ドライバーは自分なりの眠気対策を余儀なくされ、缶コーヒーがぶ飲み程度は当たり前。ガム、ラジオ、音楽、仮眠。とにかく眠気を飛ばさないと、命が危険なのです。ポータブルDVDでエロ映画をみまくる人もいましたが、私はスマホアニメを観てました。まとめ保存しておいて、たとえば片道6時間ならば往復すると24話を観終わる計算です。


ほかの職種の仕事もしてます。
まぁ、どれもこれも、危険をともなっていたかといえば、YESでありNOです。
土木系や建築系が、3Kの代表ですが、職種によっては危険でも汚くもありません。運転手は汚くはないのですが、危険を招く原因は、ほぼ自分で産み出してるといっていいでしょう。

事務職は、旧来の3Kではないですが、じつは座る時間が長いため「腰痛」になるリスクはけっこう高かったりします。私が腰痛を患ったのは、プログラマー時代でしたから。


3Kの認識も時代とともに変わってきます。
いまや、建築現場は、ウルサイほど「安全」「生理整頓」に神経質です。かつての3K神話は変遷を迎えてます。

現代では新3Kという言葉が使われるようになっています。
かつての「きつい」はあるのですが

 帰れない、厳しい
 給料が安い、帰れない

など、いくつかのバリエーションが存在しています。
面白いのは、新3Kという表現が使われるのは、IT業界に多いということ。

現代の20年近く、急速に発展してきたIT業界は、反面、労働環境の悪さが話題となることが多いです。かつての3Kと同等。それどころか、よりきつい環境の職場も存在していて、苦しい環境で働いている人がいます。


旧3Kが、主に肉体労働をやり玉にあげたものなら、新3Kは、基本的にホワイトカラーの職業。

休日がなくて、残業だらけで。それでいて給料が安かったり、精神的にきつい状況に追い込まれるケースが多いのです。逆に、かつて3Kと考えられてきた職場は、長年の労働環境のの見直しが進んで、徐々に改善されつつあります。


■ 3Kは我の心の中にあり

本当に3Kという職場はあるのですが、その人にとって「3K」という仕事や職場も珍しくありません。
Aさんが「キツイ」「給料が安い」「厳しい」と思う職場は、Aさんにとっての3Kです。

実際、私が過ごしたボーリング職場の場合、最初「キツイ」と言ってたのは私一人だけでした。身体がついていかない、汚れが激しい、出張があって家を空ける日が多い。同僚たちは涼しい顔で、仕事をたんたんとこなしており、社長への陰口以外の文句を出てませんでした。きついといってた私も、徐々に体力がついてきて、2年を過ぎるころには「キツイ」と感じることが少なくなってきたのです。むしろ給料は高めだし、暇な時期は休みも多い。年末などの休みも長い。さらには、社員旅行は海外へ行きました。

精神論を語るつもりはありませんが、苦しいと言われる仕事にだっていいところはたくさんあるのです。逆に、どんな楽しい仕事にも一つや二つ問題はあります。

自分なりの、慣れと好き、苦手とキツイ、これを克服していかないと、結局は良い仕事にめぐり合えません。たとえば、幸せな未来がある程度決まっていたとしても、その権利を手放してしまえば、その未来は訪れないのです。

現代人は、目先の楽しみに眼を奪われがちですが、RPGだって試練があってのレベルアップです。もしかすると「最初のきつい」が、良い未来を手に入れるための試練ということかもしれません。

よい仕事環境を、自分の手で作ってみてください。

タグ:幸運 職場 3K
nice!(0) 
共通テーマ:求人・転職

nice! 0

飲食業界の求人|- ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。