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医療事務を取得する試験 [ずっとできる定番の仕事]

■ 医療事務を取得する試験って?


人気が高く就職にも有利な医療事務ですが、じつは、仕事にするための資格というのは、ありません! 車を運転するには、自動車免許が必要ですが、「医療事務」は資格がなくても仕事をすることができるのです。

一番大きな理由は、国家資格がないこと。どんなに難しい職務であっても、「事務の仕事」ということから、免許制度のような法律はないのです。その代わり存在するのが、民間資格。

そうは言っても、就活の有利不利は、資格を持っているかいないか、経験があるかどうかで、変わってきます。

・医療団体が採用するときの優先順位は?

1 資格あり 病院での経験者
2 資格なし 病院での経験者
3 資格あり 診療所での経験者
4 資格なし 診療所経験者
5 資格あり未経験者

資格がある人、経験の高い人のほうが、採用優先度が高いということが、わかりますね。

そんな「医療事務の資格」ですが、種類がとっても多く、じつに35種類にものぼります。医療事務の資格試験は複数の団体・法人が主催していることから、こんなにも増えてしまったのです。

これも、「国家試験による国家資格・公的資格がない」結果といえるでしょう。医療事務の各資格は、医師免許や看護師免許のような公的な資格ではなく、「この人はこれだけの知識を持っていますよ」という事を証明する、漢字検定や英検のようなものだと考えるとわかりやすいかと思います。

それぞれの資格には、特色があります。全部を取得する必要はありませんが、その職務や希望する衣料団体によって、取得すべき資格は決まってきます。

医療事務の仕事も種類があるので、どの仕事(窓口・案内業務、会計・レセプト作成業務など)に関する知識を持っているか、自分が将来的にどのような人材を目指すのかによって、受験する資格試験は変わってくるでしょう。


「こんなにあるのです! 」


 診療報酬請求事務能力認定試験
 医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)
 医療情報実務能力検定試験
 医療保険請求事務者
 医療事務管理士技能認定試験
 医療管理士認定試験
 医療保険士
 保険請求事務技能検定試験
 医療秘書技能検定試験
 医療管理秘書士
 医療秘書技能認定試験
 医療秘書情報実務能力検定試験
 日本医師会医療秘書認定試験
 デンタルアテンダント検定試験
 診療情報管理技能認定試験
 診療情報管理士認定試験
 病歴記録管理士(初級)認定試験
 調剤事務管理士技能認定試験
 調剤報酬請求医務専門士検定試験
 薬剤情報担当者
 調剤情報事務能力認定
 調剤報酬請求事務技能
 調剤薬局事務者
 医療保険調剤報酬請求事務士
 医事コンピュータ技能
 医事オペレーター技能
 医事情報システムオペレーター
 医療情報システムオペレーター
 介護事務管理士技能認定試験
 介護保険事務管理士認定試験
 ケアクラーク技能認定試験
 福祉事務管理技能検定試験
 介護情報実務能力認定試験
 メディカルケアワーカー(介護助手)検定試験
 介護保険請求事務者



「自分にとって必要な資格だけを取得する意味が分かっていただけたと思います。全部とっていたら、寿命がいくらあっても足りませんし。では、いくつか資格試験の種類と特徴をみていきましょう。


■ 診療報酬請求事務能力認定試験

医療事務関連資格の中で、唯一の国家認定資格です。「国家資格」ではないところが微妙ですが。国家から認定されているだけあって、試験範囲穂ダントツに広いく、幅広い知識が求められる資格試験です。

 医療保険制度
 診療報酬
 医学知識
 介護保険制度
 などなど

他の資格試験に比べて難易度の高い試験です。医科の合格率は、たったの30%前後。かなり低い数字となっていますね。他の資格に比べて、医療機関からの信頼の高い資格の一つですが、初心者がいきなりこの資格を目指すのは無謀。他の資格を取得してから順を追って狙っていくことをオススメします。。


■ メディカルクラーク検定(医療事務技能審査試験)

(財)日本医療教育財団が主催する検定試験で、医療機関等における受付業務、診療報酬請求事務業務に関する職業能力を審査の対象とします。試験を団体で受験する教育機関等(専門学校や短大、大学、職業訓練校等)も数多く登録されていることから、医療事務の資格の中では最大規模の試験となっています。


■ 医科 医療事務管理士(R)技能認定試験

「医科 医療事務管理士(R)技能認定試験」は、技能認定振興協会(JSMA)が実施している技能検定で、医療制度・医学一般・保険請求事務と範囲が広く、レセプト作成の実技試験があるのが特徴です。

ネットでの在宅受験が出来ることもあって、人気の高い資格です。これから医療事務の仕事に就きたいというならば、まずこの資格取得を目指すとよいかもしれません。



「診療情報管理士検定」「保健請求事務技能検定」「医療秘書技能検定」などなど、上に挙げたように、医療事務関連の資格はたくさんあります。

まず始めに取得するのは、医療事務の基礎知識が問われる基本的な資格。それを足がかりにして、実務に合った資格を徐々に取得してステップアップしていくのが、賢いやりかたでしょう。



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医療事務とは? [ずっとできる定番の仕事]

■ 医療事務とは?


医療系の仕事に就きたいと願っていても、実現するのは大変です。医者になるには時間とお金と学力が必要ですし、看護師になるにも最低でも専門学校に通う必用があり、意外とハードルの高い資格です。仕事や主婦をしながら資格が取れるようなものではありません。

それでも、医療に携わりたいと考えているなら、医療事務の仕事をオススメします。

医療に関する事務全般を扱う仕事で、内容は・窓口・カルテ・レセプト・会計といったものが主な業務となります。レセコンは、レセプトを作成するコンピューターの事です。レセプトとは、患者さんが受けた診療について、各医療機関が保険者に請求する医療明細の事。これらは月毎に発行し、各保険者に請求するようになっています。毎日の業務は、このレセコンを使って行われます。

雑務も多いのですが、医療機関によってかなり異なります。清掃や、医療の介添え、患者さんの要望を聞いたりするような、こまごまとした仕事もたくさんあります。

患者と医療スタッフ達との間を繋ぐ役目も重要な仕事のひとつ。連携が上手くできないと、その医療機関がうまく回らなくなってしまうので、とても大切な任務です。医療事務の仕事は、レセコン操作のみの事務作業と思われがちです。実際大きな医療機関であれば、それだけやってれば良いこともあります。でも、その気になれば、医師や看護師と同じように医療現場に携わる事のできる仕事です。

仕事はたしかに大変ですが、それだけにやりがいがあります。医師や看護師の方達からも、色々な知識を吸収できるし、患者さんから感謝してもらえたりします。たくさんの出会いがあるので、なによりも自分自身が成長します。

タグ:医療事務
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